猫のしっぽでわかる気持ち10パターン|立てる・振る・膨らむの意味

猫のしっぽは「気持ちが一番出る場所」と言われます。顔の表情が分かりにくいときでも、しっぽを見れば、うれしいのか、いらだっているのかが見分けやすくなります。ここでは、よく見られる10のパターンを、意味と接し方といっしょにまとめました。
この記事の目次
ひと目でわかる早見表
| しっぽの様子 | 考えられる気持ち | 接し方 |
|---|---|---|
| ピンと真上に立てる | うれしい・親しみ | あいさつを返す。なでてもよい |
| 立てたまま先が震える | 特にうれしい | 声をかける |
| 先だけゆっくり揺れる | くつろぎ+少し関心 | そのまま見守る |
| 大きく強く振る・床に打ちつける | いらだち・不快 | 手を止めて離れる |
| 太く膨らむ | 驚き・恐怖 | 音や原因を取り除く |
| 下げる・足の間に巻き込む | 不安・自信のなさ | 隠れ場所を用意する |
| 体に巻きつけて座る | 落ち着いている | そっとしておく |
| 足元でくるりと巻きつける | 甘え・あいさつ | なでる合図 |
| ゆっくり左右に揺らす(寝ながら) | 半分眠い・返事 | 無理に起こさない |
| しっぽを追いかけて回る | 遊び(子猫に多い) | おもちゃに誘導する |
うれしいときのしっぽ
ピンと真上に立てる
子猫が母猫にあいさつするときのしぐさの名残です。人に向けてしっぽを立てるのは、警戒していない、近づきたいというサインです。近づいてきたら、あごの下や頬をなでると喜ばれます。
立てたまま先がプルプル震える
うれしさが高ぶっているときに見られます。帰宅したときやごはんの直前によく出ます。ただし、壁の前で立って震わせる場合は、においを付けるマーキングのこともあります。
いらだち・警戒のしっぽ
大きくバタンバタン振る
犬とは逆で、猫が強くしっぽを振るのは不機嫌のサインです。なでている最中に振り始めたら、「もう十分」という合図なので、手を止めましょう。続けると、かむ・ひっかくに進むことがあります。
太く膨らむ
驚きや恐怖で体を大きく見せようとしている状態です。掃除機の音や来客など、原因が近くにあります。抱き上げず、静かな場所へ移動できるようにしてあげてください。
下げる・足の間に巻き込む
不安を感じています。高いところや箱など、隠れられる場所があると落ち着きます。猫は高いところが好きも参考になります。
しっぽは体を支える道具でもある
しっぽは気持ちを表すだけでなく、細い場所を歩くときのバランスを取る役目もあります。動きの意味を考えるときは、「そのとき何をしていたか」を合わせて見ることが大切です。歩いている最中のしっぽの動きは、気持ちよりもバランス調整であることがよくあります。
しっぽを触ってもいい?
しっぽの根元は神経が集まっていて、触られるのを嫌がる猫が多い場所です。軽くたたくと喜ぶ猫もいますが、しっぽ全体を握る・引っぱるのは避けてください。骨や神経を痛める原因になります。
こんなときは動物病院へ
- しっぽが垂れ下がったまま動かない、引きずっている
- しっぽを触ると強く嫌がる、鳴く
- しっぽの先をしきりになめる、かむ
けがや神経の問題が隠れていることがあります。ふだんと違う状態が続くときは、早めに相談してください。
うちの子のしっぽで試してみる
いま目の前の猫のしっぽの形を選ぶだけで、気持ちの候補が出るしぐさ診断があります。動画があれば、AIねこ通訳でしっぽ・耳・鳴き声をまとめて読み取ることもできます。
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