体や動作

イカ耳とは?猫の耳の向きでわかる気持ち

猫の耳は、左右それぞれ20以上の筋肉で動きます。音のする方へ向けるだけでなく、気持ちがはっきり表れる場所でもあります。特に「イカ耳」は、触ってよいかどうかの分かれ目になる大切なサインです。

この記事の目次
  1. 耳の向き早見表
  2. イカ耳は「やめて」のサイン
  3. 後ろに伏せる「飛行機耳」
  4. 前を向いた耳は「気になる」
  5. 耳だけがくるくる動くとき
  6. 耳の様子で気をつけたいこと
  7. 耳としっぽを合わせて見る

耳の向き早見表

耳の向き考えられる気持ち接し方
前を向いてピンと立つ興味・関心遊びに誘うとよい
少し外向きでゆるむリラックスそっとしておく
音の方へくるくる動く周囲を確認中大きな音を立てない
横に倒れる(イカ耳)不満・警戒手を止めて離れる
後ろにぺたんと伏せる強い恐怖・防御近づかない

イカ耳は「やめて」のサイン

耳が横に倒れて、正面から見るとイカのように見える状態を「イカ耳」と呼びます。不満、警戒、緊張を感じているときに出ます。なでている途中でイカ耳になったら、それ以上続けないでください。そのまま続けると、かむ・ひっかくに進むことがあります。

触っていないのにイカ耳になる場合は、近くに苦手なもの(来客、掃除機、他の猫)がないか確認してみてください。

後ろに伏せる「飛行機耳」

耳を後頭部にぴったり付ける状態は、イカ耳より強い恐怖や、これから身を守ろうとするときに見られます。しっぽが膨らんでいたり、体を低くしていたりすることも多く、この状態の猫に手を出すのは危険です。距離を取り、落ち着くのを待ちましょう。

前を向いた耳は「気になる」

耳を前に向けてピンと立てているのは、何かに関心を向けているときです。おもちゃを動かすと反応しやすいタイミングでもあります。瞳孔が大きく開いていれば、狩りのスイッチが入りかけています。

耳だけがくるくる動くとき

寝ているように見えても、耳だけが音の方を向くことがあります。体は休めつつ、周囲を確認している状態です。無理に起こさず、そのままにしてあげてください。

耳の様子で気をつけたいこと

  • しきりに頭を振る、後ろ足で耳をかく → 耳ダニや外耳炎のことがあります
  • 耳の中が黒い、においがする → 動物病院で診てもらいましょう
  • 片方の耳だけ常に倒れている → けがや炎症の可能性があります

気持ちのサインと体の不調は見分けにくいことがあります。数日続く場合は受診をおすすめします。

耳としっぽを合わせて見る

耳が横に倒れていて、しっぽも強く振っている場合は、かなり嫌がっています。耳だけ、しっぽだけで判断せず、しぐさ診断のように複数のサインを合わせて見ると、読み違いが減ります。

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